anoyetta の開発記録

FINAL FANTASY XIV 向けのプラグイン「補助輪」の開発をしています。セットアップ、便利な使い方、その他デバイスなどの情報を扱っています。

Windows の時計を正確にする方法

最新のACTではPCの時計の正確さが動作に求められるようになりました。そこでWindows の時計をより正確にする方法をご紹介いたします。

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概要

6.0 の FFXIV_ACT_Plugin ではログのタイムスタンプの扱い方が変わったため、サーバとクライアントの時刻の同期性がある程度正確に求められるようになりました。秒単位でずれているとDPS計測などに支障をきたす恐れがあります。

Windows の時計は自動的に補正されるようにはなっています。しかし、その設定はやや甘いため、より正確に標準時刻と同期させる方法をご紹介いたします。

目次

手順

NTPサーバの変更

インターネット上にはNTPサーバと呼ばれる標準時刻を通知するサーバ公開されています。Windows の標準で提供されているサーバよりも独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が公開しているNTPサーバのほうが日本国内では正確です。日本標準時に直結しているからですね。

というわけで、時刻の同期先をNICTに変更します。

1. 日付と時刻を開く

ファイル名を指定して実行を開いて下記のコマンドを入力して実行します。

timedate.cpl

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2. インターネット時刻の変更を開く

[インターネット時刻] タブの [設定の変更] をクリックします。

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3. NTPサーバを変更する

[サーバ] を下記のサーバに変更します。変更したら、順次OKを押して日付と時刻を終了します。

ntp.nict.jp

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同期間隔を短くする

NICTのNTPサーバと同期するようになりましたが、Windowsのデフォルトで設定されている同期間隔は1週間となっています。PCの内蔵時計はもともと正確ではないため、1週間の同期間隔では数秒単位のズレが生じてしまいます。

よって、同期間隔を6時間に設定します。

1. レジストリファイルをダウンロードする

下記のリンク先からレジストリファイルをダウンロードします。

ダウンロード - NTP同期間隔の補正.reg

2. ダウンロードしたレジストリファイルを実行する

ダブルクリックするだけです。

まとめ

これであなたのPCはサーバ並みに正確な時刻を刻むことでしょう。この辺の設定は定番でして、Windows に時刻同期機能が搭載される前から専用のソフトウェアを使ってNICTと同期させていた人も多いでしょう。

FFXIV patch 6.0 ENDWALKER に伴うログの書式変更について

FFXIV patch 6.0 ENDWALKER に伴う FFXIV_ACT_Plugin の仕様変更によって、補助輪が判定の対象とするログの書式が一部変更となりました。その変更点について解説いたします。

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概要

ENDWALKER(以後、EWと表記する)に伴って、FFXIV_ACT_Plugin(以後、ACTと表記する) の内部の仕様が大きく変わりました。それによって、一部の種類のログについては patch 5.x 時代とは書式を変えています。

5.x までに定義したスペルやテロップ(Ticker)及びスペスペたいむファイルについては、概ねそのまま使えるように互換性を持たせていますが、一部書き換えが必要となるケースがあります。

簡単な書き換えで解決しますのでユーザの皆さま自身で対応してください。

目次

クリティカルな変更点

00:ChatLog の変更

旧)00:0039:戦闘開始!
新)00:0039::戦闘開始!

このようにFFXIVから出力されるシステムメッセージなどの話者が存在しないログについて、:が1つ増えました。

この定義はスペスペたいむファイルのstartタグに開始条件としてよく設定されている定義です。したがって、5.x以前に製作されたスペスペたいむ定義を使用する場合はstartタグを書き換えて使用する必要があります。

00:0044:タイタン:横暴なるヒトの子よ…… お主を屠り、我が子らの嘆きを止めようぞ!

これはタイタンのセリフです。このようにFFXIVから出力されるログについては:区切りによる下記のような形式になっています。

1. "00" → FFXIVからのログを示すコード
2. "0044" → NPCのセリフを示すFFXIV内部のメッセージ種別
3. "タイタン" → 話者の名前
4. "メッセージ" → ゲーム内で表示される実際の文章

このように2と4に間に話者が出力されます。しかし、システムメッセージの場合は話者の概念が存在しません。5.x向けのACTでは話者が存在しないメッセージのときはそのフィールドを除外して出力する処理が含まれていました。6.0向けのACTからはその除外する機能が省かれ、話者が存在しない場合は何もないフィールドがそのまま出力される処理に変更になりました。

結果として、00:0039::戦闘開始!のようにコロンが2つ連続するログが出力されるようになりました。

[00:18:25.559] 00:082B::Rin H.の「ルインラ」
[00:18:26.118] 00:08AE::Rin H.に「エーテルフロー」の効果。
[00:18:26.465] 00:082B::Rin H.の「エーテルフロー」

このように、すべてのシステムメッセージが影響を受けています。メッセージの全文に対してトリガを仕掛けている人は定義の修正が必要となります。

1B:Sign などの行末の:が除去された

旧)1B:12345678:Rin Hojo:0000:DF9F:00E6:0000:0000:0000:
新)1B:12345678:Rin Hojo:0000:DF9F:00E6:0000:0000:0000

このように新しい書式では行末の:が除去されました。コロン区切りのCSVファイルとして行末の:は不自然だったためです。

スペル、テロップ(Ticker)及びスペスペたいむにログの全文でパターンを定義してる場合はこれに合わせて行末の:を削除してください。

またこの変更は、区切りのデータの羅列となっているすべてのログ行が対象となっています。最近では下記の種類のログを判定対象としている場合もあります。これらも影響範囲に含まれることをご理解ください。要するにこれらに対してパターンを仕掛けている場合は修正が必要になります。

  • 0x15:Ability(単体攻撃の予兆)
  • 0x16:AOEAbility(範囲攻撃の予兆)
  • 0x23:Tether(いわゆる線ギミック)
  • その他、文章化されていないすべてのログ

機能が拡張されたログ

1A: gains effects the ~ の拡張

1A:4000A9FB:タイタン gains the effect of 蠱毒法 from Rin Hojo for 30.00 Seconds. BuffID: 0767-00

発生したEffectのID(16進数)を加えました。この変更によって既存のパターンがヒットしなくなることは原則的にありません。

14: starts using ~ の拡張

14:0555:タイタン starts using ジオクラッシュ on タイタン. Duration: 2.70 Pos: (-0.02,-0.02,0.00) Heading: 3.08

詠唱の長さと使用者の座標、顔の向きを加えました。この変更によって既存のパターンがヒットしなくなることは原則的にありません。

まとめ

「スペルが動かない!」「スペスペたいむが動かない!」という場合はまずはこの影響を確認してください。どこから入手したスペスペたいむファイルだったとしても、あなたのPCにダウンロードした時点であなた自身がメンテナンスすべきものです。

スペルを公開している人や、スペスペたいむを公開している人は自分のノウハウをお裾分けしているだけに過ぎず、動作の保証や将来的なサポートを提供してはいません。「自分が使う道具は自分でメンテナンスをする。」この基本的なスタンスについて間違いのないようにお願いいたします。

私は、基本的な立場を理解した上で改善のための自ら努力する方への協力は惜しみません。

参考情報

実際に判定しているログ

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実際に判定対象としているログ(ParsedLog)については、スペスペのオプションからこのように設定することでファイルに出力することが出来ます。スペルなどがヒットしない場合はParsedLogを出力して、実際のログと定義されているパターンを突合せてください。

なお、スペルなどがヒットしないという問合せの際にはこのParsedLogが必須となります。「ParsedLogを提出してください。」と言われたら、これのことです。これが提供されない場合の問合せには対応いたしません。実際に発生している状況を掴めないからです。

ログ行とトリガについて(Log Lines and Triggers)

github.com

ACTが出力するログの種類とその内容についての詳細は cactbot の開発者である quisquous がWikiにまとめてくれています。こちらを参照するとよいでしょう。

ACT(FFXIV_ACT_Plugin)と補助輪をENDWALKER対応版に更新する方法

ACT(FFXIV_ACT_Plugin)と補助輪を FFXIV patch 6.0 ENDWALKER 対応版に更新する方法を紹介します。

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概要

ENDWALKER(以後、EWと表記する)対応版では、FFXIV_ACT_Plugin の仕様が大きく変わりました。それに伴い補助輪も補助輪X(Hojoring v10.x.x)とメジャーバージョンアップを実施しました。

EW対応版にアップデートするには手順に注意する必要があります。このページではその手順を紹介します。

目次

手順

1. FFXIVとACTを終了する

FFXIVとACTは 起動していない状態 で以後の作業を実施してください。

2. FFXIV_ACT_Plugin を手動でアップデートする

下記のリンク先から最新版のプラグインをダウンロードして単純に上書きしてください。

github.com

3. 補助輪の最新版をダウンロードして解凍する

下記のリンク先から補助輪の最新版をダウンロードして任意の場所に解凍します。まだ上書きしてはいけません。

github.com

旧バージョン(補助輪v9)のインストールフォルダと補助輪v10を並べるとこのようになります。

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4. 補助輪v9の不要なファイルを削除する

resources フォルダ以外を削除します。

1) 削除する前

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2) 削除した後

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5. 補助輪v10 を丸ごと上書きコピーする

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6. 更新完了!

これでEW版のACT(FFXIV_ACT_Plugin)および補助輪として動作します。

よくあるトラブル

よくあるのはこれらです。まずはこれらのケースの可能性を自らが検証し、対応してください。

ケース. FFXIVとACTを起動したまま、更新作業をおこなった

落とせと言っているだろうが…。落とした状態でもう一度同じ手順を実施しましょう。

ケース. 他のプラグインでエラーが発生する

知らんわ。往々にして他のプラグインが古いというケースが考えられます。他のプラグインも最新版に更新するか、一時的に無効にして問題を切り分けましょう。

ケース. もともとの補助輪のインストール環境がぐちゃぐちゃである

これを読んできれいに入れ直しましょう。アップデート以前の問題です。

www.anoyetta.com

関連する記事

EW対応については下記の記事も合わせて読みましょう。スペルやスペスペたいむの定義を一部書き換えたり、PCの設定を調整する必要があるためです。

スペルやスペスペたいむが動かない人へ…

www.anoyetta.com

DPSの計測が細かく区切られてしまう人へ…

www.anoyetta.com

バージョンアップがうまく行かない人へ…

www.anoyetta.com

補助輪のテストボランティアを募集します

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補助輪のテストに協力して頂けるボランティアを募集いたします。

概要

FFXIVパッチ6.0に向けて、FFXIV_ACT_Plugin Version 2.6系に向けて補助輪の大きな改修が必要になりました。プログラムの変更作業自体はそう大きくないものの影響範囲はとても広いため、改修後のテストのボリュームが大きいです。現在の私は開発などの趣味に時間を使うのが難しい状況です。改修やそれに伴うバグ(デグレード)の修正自体は問題ないが、実際にFFXIVをプレイして自ら動作を確認するわけにはいかない状況です。

そこで改修後の補助輪を使用して私の代わりに動作を検証してもらうボランティアを募ることにしました。皆さま、どうか補助輪の開発にご協力ください。

ざっくりいうとこんな感じ

募集についてざっくりいうとこんな感じです。ですが、応募に際しては 必ずこの記事を最後までお読みください。

  • 修正後の補助輪でテストプレイしてくれるボランティアを募集するよ
  • ボランティアだから金品などの報酬はないよ。でもお礼はするよ
  • スキルはあまり問わないよ
  • 募集は若干名としてボランティア同士のコミュニティとしても考えてるよ

目次

参加条件

  • 後述のテスト作業を実施してくれること
  • 後述の機密保持義務、誠実義務を遵守すること
  • Discord でのVCが可能であること
  • Twitter のアカウントを持っていて、ある程度のツイートがあること、 と相互フォローを行うこと
  • あのさんとのコミュニケーション、ボランティア仲間同士のコミュニケーションを円滑に行えること

ボランティア活動の要件

  • 募集人数は、5~6名程度です
    膝を突き合わせて気軽に話をできる人数、と考えております。意見調整などが発生しない気楽に会話できる人数までとさせていただきます。

  • 活動期間は、6.0のリリース前までです
    FFXIV_ACT_Plugin の新しいバージョン(alphaテスト版)は既にリリースされています。よって、6.0の前に新しいバージョンへの対応を完了させる予定です。6.0以降も引き続きテストは必要になりますが、それは解散前に別途協議または改めて募集することを予定しています。6.0リリース後は皆さん何かと忙しいと予想されるからです。

  • 交流の輪を広げる
    せっかく集まっていただくので、私-参加者個人の関係だけではなく参加者の皆さん同士の交流の輪も広げていただきたいと考えています。活動期間の満了後はDiscordサーバをクローズしますが、相互連絡用のグループDMだけは残しておく予定です。短期間でも友好関係を築き、薄くても長く交友関係を続けられる方を推奨いたします。

テストの内容

ゲーム内で専らやってほしいこと

端的にいうと「新しい補助輪とFFXIV_ACT_Pluginをインストールした状態でFFXIVを一通りプレイしてください」となります。

一通り とはこんな感じです

  • エキルレなどの通常のIDに行ってくる
  • 24人レイドに行ってくる
  • 直近のレイド零式(エデン再生編:零式)に行ってくる

専らこれらになります。それぞれの意図は下記のとおりです。

とりあえず「エキルレに行ってきて」

基本的な動作確認です。私が修正をリリースした後にまず最初に試してほしい段階になります。

  • ごく基本的なこととして、落ちたり、固まったりしないこと
  • スペルやテロップ、ウルスカ、ゆっくりの基本的な動作を確認したい

「まず、動くね」ということを担保したい、というのが意図になります。スキルのリキャストなどでスペルを使用している場合、それらがいつもどおりに動作していることを気にしてプレイしてください。

次は「24人レイドに行ってきて」

軽く負荷を見たいという状況です。

  • 比較的負荷のかかる環境として、落ちたり、固まったりしないこと
  • スペルやテロップ、ウルスカ、ゆっくりの基本的な動作のレスポンスが重くないこと(いつもと同じ雰囲気であること)

「負荷の高い状況でも、いつもどおりの雰囲気だね」ということを担保したい、というのが意図になります。動作そのものではなくレスポンスに気にしてプレイしてください。

では「本格零式で、スペスペたいむを動かしてきて」

仕上げです。スペスペたいむの動作確認を行います。スペスペたいむは他の処理とは独立した処理になっています。また複雑度の高い処理となっています。よって、スペルなどが動作してもスペスペたいむは動作しないという状況はしばしば起こり得る状況です。スペスペたいむの定義がインストールされていることを前提として、レイドにて本格的な動作が問題ないことを確認してください。

  • スペスペたいむが正しく動作すること
  • 総合的なテストとして、レイド中における挙動がいつもどおりであること

「レイドで使える」という最終的な結果を得たい、というのが意図になります。DPSとかクリア時間などはテストの目的ではありませんので、総合的な動作の確認にフォーカスして淡々とレイドをこなしてきてください。「補助輪を使ったらDPSがいちおくまん点出ました!」とか言われても「それは良かったね。で、動作は?レスポンスは?違和感などはありましたか?」と私から淡々とした質問が返ってきます。

不具合の報告

  • 「○○○動作を期待していたが、△△△という動作だった。」
  • 「いつもは○○○となるはずなんだが、△△△という動作だった(動かなかった)。」
  • 「~~~というスクリーンショットのエラーが発生した。」

このような形式での報告で十分です。報告に対応するために必要な情報は私の方から質問して収集します。まずは上記のような端的にテキストチャットで報告してください。

不具合の詳細な聞き取りについてはVCを使用することが多くなるかと思います。調査の時間を短縮するためです。またその際には画面共有で報告者の画面を見せてもらったり、リモート操作によって私が直接ログなどを調査することがございます。それらについて受け入れ可能な方でお願いいたします。使用するソフトウェアなどについては参加後にご案内しますので、応募時点で使いこなせている必要はありません。

進め方

  • テスト参加者専用のDiscordサーバに集合する
  • 依頼事項やリリースなどはDiscordサーバに投稿する
  • 不具合の一次報告もDiscordに投稿する
  • anoyetta は居られるときはVCに居る
    • 居なくてもいつでも呼んでOK、来られれば来る。来られなくても返信して改めて集合する日時を設定する
  • 「みんないい人」を前提として参加者同士も気軽に声を掛け合ってPTなどを協力する

という形で、専用のDiscordサーバで気楽に進めます。

なお、時間が足りないということが今回のボランティア募集の理由ですので、私からの声掛けやフォローなどが薄くなってしまう可能性がございます。状況をご理解いただき、予めご了承頂けますようお願いいたします。

応募者の選考

応募者多数の場合は、anoyetta の判断にて選考させていただきます。予めご了承ください。

  • 選考の採否については、参加頂く場合のみご連絡いたします。申し訳ありませんがご理解ください。
  • 私の知り合いオンリーにはしないつもりです。作業とはいえ新規の方との出会いがなければ面白くないからです。
  • 会の運営、参加者同士のコミュニケーションに積極的な立場をとってくれる方は優遇いたします
    • リアルに工数に貢献してもらえるからです
  • スキルは問わないが、下記が出来る方は優遇いたします
    • ACTを手動でインストールできる
    • 補助輪を手動でインストールできる
    • 補助輪を手動でアップデートできる
  • とはいえ、人間性や意欲のほうが大切かもしれない。すべてはバランスです。

参加者へのお礼

ボランティアへの参加者には下記のようにお礼いたします。

  • 近くに行ったら私がご飯を奢ります
  • 以後、ACT、補助輪に関するトラブルシューティングには優先的にサポートします
  • スペスペたいむの定義ファイルの作成依頼を受け付けます
  • 機能追加や新アプリなどの要望を優先的に対応します

あくまでもボランティアかつ私個人としてのお礼ですので可能な範囲でのことになります。予めご了承ください。

機密保持義務

下記の機密保持義務を厳守してください。

  • 本活動を通して得られたあらゆる情報を故意か過失かを問わず、anoyettaの事前の了解なく一切外部に漏洩しないこと
    • ポジティブな発言でも禁止です。何がポジティブで何がネガティブか、という不要な疑義が生じるためです
    • 故意、過失を問いません。「悪気なく」「ウッカリ」ということも抵触しますのでご注意ください
    • 一般的に当たり障りのないと判断される情報については、協議の上、anoyetta が承認していく見込みです
      • 例えば「ボランティアに参加しました。」と自身の参加をツイートすること
      • 例えば「みんなで楽しく打ち上げやってます。」とレクリエーションについてツイートすること
  • この義務は、活動からの脱退、解散後も永続する

誠実義務

下記の誠実義務を遵守してください。

  • 会と仲間への誠実性
    会そのもの、仲間個人に対して外部で愚痴や誹謗中傷など、名誉を傷つける行為を行わないこと。
  • 参加への誠実性
    業務や家庭、健康などのやむを得ない事情を除き、参加した活動について自ら脱退することがないこと。また出席が求められた会合について、同様にやむを得ない事情を除き参加すること。
  • 連絡の受信、返信の誠実性
    anoyetta からの連絡、会からの連絡について受信し、返信が求められる場合、返信の定めがある場合にそれらを実施すること。
  • 出欠の連絡への誠実性
    出席が求められた会合について、必ず出欠を回答すること。

応募フォーム

下記の Google フォーム からご応募ください。

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受付の期限:11/4 (木) 13:00 まで

お問合せ

本件についてのお問合せは
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から、DMにて気軽にお問合せください。あんまりいっぱい来ると対応しきれないかもしれませんのでその辺はご了承ください。


私のヘッドフォンとランキング

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結構ヘッドフォンを集めています。
私の持っているヘッドフォンのレビューをランキング形式でお伝えします。皆さんもFFXIV新拡張パッケージに向けてPCオーディオを強化してみませんか?

例によってもったいぶるのは好きではないので第1位から行きます。

注意

オープン・セミオープン型の注意

先に書いておきます。オープン型、セミオープン型のヘッドフォンは音が漏れます。ヘッドフォンでVCをするということは別途マイクを立てることになります。

マイクは音漏れを確実に拾います。

は?使えないじゃないと思うでしょうが、そうです。別途機材を追加しないと相手の声がヘッドフォンから漏れてそれをマイクが拾って相手に返ってしまいます。別途ノイズゲートやその機能を搭載したオーディオインターフェース、NVIDIA Broadcast のノイズ除去などの手立てが必要になりますのでご注意ください。

値段と性能とインピーダンス

全く関係ありません。

高価格=高性能とは限りません。ハッキリいって気にいるかどうかです。また常用するものですので音質だけではなく重量も大切です。良い音だが重いとかだと結局使わなくなったりします。

インピーダンスとはヘッドフォンの抵抗です。32Ωとか高いものだと250Ωというものもあります。高抵抗のものほどプロ用、スタジオ用ということになりますが、それはそういう機材向けに作られているだけでスタジオ用=高性能ということもありません。

全ては好みだ。

こう思っておいたほうがいいです。

ランキング

第1位 AKG K240

※セミオープンタイプです

AKGの定番スタジオモニタヘッドフォンです。モニタヘッドフォンというのは基本的にフラットな周波数特性で音がクリア、解像度高い音というのが特徴です。ゲームにも向いています。音の分離が良いので7.1chなどのサラウンドでなくても定位(音の方向)を聞き取りやすいからです。

AKGはモニタヘッドフォンでも「優しい音質」という傾向です。モニタヘッドフォンの高解像度な音というのは疲れやすいのですが、AKGはそうでもないという味付けです。1日付けていてもまあイケるかなという感じですね。

安い、軽い、つけ心地がいい、音がいい、と文句の付け所がありません。上位モデルも持っているのですが、モニタ的な解像度の高さ、イヤーパッドが比較的小さめで装着感がいいということでこいつのほうがエースです。

音漏れが気になる方は兄弟機の密閉型 AKG K271 もありますが、密閉型ならば他を買ったほうがいいんじゃないかとも思います。

改造しているよ

  • ケーブル
    自作の4芯ケーブルでリケーブルしています。ヘッドフォンの差込口までをバランス化してある状態です。若干解像度が上がります。

  • イヤーパッド
    後ほど出てきますが beyerdynamic DT990Pro あたりとイヤーパッドの互換性があります。ベロアのほうがつけ心地がいいので交換しています。

  • ヘッドバンド
    ただの耐久性のためです。ニットのヘッドバンドカバーで保護しています。合皮なので経年劣化で痛むためです。

第2位 SONY MDR-1AM2

価格が安ければこれが1位かもしれない。とても解像度の高い音、それでいてモニタ的な近さはなく長時間つけていても辛くない。心地よいイヤーパッド、圧倒的な軽さ とエントリー向けではない価格以外は誰にでもおすすめできる優等生です。価格もエントリー向けではないというだけで、オーディオのジャンルでは安いほうではあります。

流石にこの価格になってくると改造しようとは思わない。改造する必要のない完成度であるとも言える。

第3位 audio-technica ATH-SR50

全く知名度のないモデル。しかし、超優等生 です。

知名度はさっぱりですが、CD900STの上位互換だと思います。ハイレゾにふさわしい高解像度な音、CD900STよりも更に細かい音が聞こえる。折りたたみ可能、リケーブル可能、もともとバランス対応ということで、ほぼ文句なしです。価格のバランスからすると1位でもいいかもしれないとも思う。

じゃあなんで3位なんだというと。
私は開放型のほうが好き、極限まで軽いほうが好き、密閉型ならばMDR-1AM2のほうが優秀かなということです。

なお、この製品も改造する余地がありません。イヤーパッドくらいはYAXIの社外品に変えてもいいかもしれない。でも純正のイヤーパッドも十分優秀です。

なお、上位機種のATH-MSR7bというものがあります。音質は確実に上でしょう。しかし、両出しケーブルが嫌いなので選考外です。

第4位 SONY MDR-CD900ST

定番中の定番です。買って損はないと思います。この音が「標準」と言われますが、他のヘッドフォンと比較してみるとむしろこのヘッドフォンが「独特」なのだと気づきます。とてもハッキリした音、モニタヘッドフォンらしいモニタサウンド、細かい音まで非常に分解能が高いです。私もなんやかんやでこの音が好きです。あとはとても軽いことですね。

不満はなんだというと、聞いていて疲れるということです。前述でも少し触れましたがモニタサウンドというのはとても音像が近くて聞いていて疲れるんですね。

改造しています

  • バランス化改造
    詳しくはググってみてください。音がクリアになります。音場が広がるような感じですね。CD900STの音場の近さが若干マシになるような感じですね。ハンダとか使うので誰にでもオススメするものではありませんが、やる価値はあります。

  • イヤーパッド交換
    YAXI stPad2-LR というイヤーパッドに交換しています。LRで色が違うというイヤーパッドです。見た目だけでなく音質の影響も大きく、CD900STの音が聴きやすく変わります。お手軽ですのでオススメします。
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    あのさんエディション

第5位 AKG K702

※オープンタイプです

AKG の上位機種です。K240よりリスニングよりなヘッドフォンです。AKGらしいより柔らかい音、オープンらしい自然な聞き心地です。

K240よりもこっちほうが優秀なんじゃないのか?と思うかもしれませんが、用途によるように思います。クラシックなどを聞く分にはこちらのほうが合っていると思います。しかしゲームやアニメ、映画などですとK240ほうが合っていると思います。

そもそもFFXIVの音源ですとほとんど差がありません。
ヘッドフォンに限らず、色んなオーディ機材を通してFFXIVをプレイしますが、他のリスニング用の音源とは異なり、FFXIVでは大した差を感じることはありません。もちろん、オンボードサウンドなどと比べると確実にクリアにはなりますが、ある程度のスペック上昇で頭打ちになります。

このような音質や相性の問題に加えて、イヤーパッドが大きいことがやや煩わしい気がして、K240を愛用しています。

第6位 Sennheiser HD599SE

※オープンタイプです

Sennheiser のオープン型の定番です。いわゆる「プリン」と呼ばれた機種の後継です。今買うならばこちらのほうが良いでしょう。優秀な機種だと思います。

しかし、解像度ならば audio-technica ATH-SR50やSONY MDR-1AM2、SONY MDR-CD900STに劣ります。私にとってはイヤーパッドが縦長で例によって煩わしいのであまり好きな機種ではありません。

音の質としては可もなく不可もなく。でもオープンイヤーだったらAKGの特性の方が好きかなーというのが私の感想です。

好みの問題もあるものの、この製品も改造する余地がありません。とても完成度の高いモデルです。ケーブルを社外品に変えてみるというのもありますが、大した変化はありません。

第7位 beyerdynamic DT 990 PRO 250 Ohm

※オープンタイプです
※ハイインピーダンスモデルです

250Ωとインピーダンスの高いモデルです。全く同じ製品のラインナップとしてインピーダンスの違うものもリリースされています。強力なヘッドフォンアンプを持っていない方はインピーダンスの低いモデルをオススメします。ヘッドフォンアンプなしでは鳴りません。

カッコいいです。音質もドンシャリ系の聴きごたえあるものという評価が多いですが、それだったら SONY MDR-1AM2 のほうがいいんじゃないかと思います。私には若干籠もって聞こえるので好きになれません。大きい、重い、リケーブル不可、カールコードが鬱陶しいと見た目にゾッコン!とかでなければあまりオススメしません。

でもカッコいい。配信には映えるでしょう。

第8位 beyerdynamic DT 770 PRO 250 Ohm

※ハイインピーダンスモデルです

DT990の密閉モデルです。評価は大して変わらない。見た目はDT990のほうがカッコいいと思う。

まとめ

安くリスニング環境を改善したい

多少高くても一発で終わらせたい

こんなところかと思います。もちろんこれらよりも高級な機種もあります。しかしヘッドフォンは高級機になると基本的に両出しケーブルになります。これが邪魔なんですよね。

ヒカセンのためのポータルサイト「ひかぽ」作ります

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概要

「レイドの攻略で色んな動画を見ないといけないのが大変で…。」
「一箇所に集まってて4層だったらそこに4層動画集まってると便利だよね。」

じゃあ作るぞ。

ティザーサイト

hikapo.com

公式Twitter

twitter.com

どんなサイトなのよ?

  • 例えば、「共鳴編4層」というページを開いたら、YouTubeにアップされている主要な4層解説動画がズラッと並んでいる
  • 同じく、4層の解説サイトへのリンクも一緒に並んでいる
  • 同じく、4層の戦術マクロも一緒に並んでいる
  • 同じく、4層でのLive配信が行われていればそれも一緒に並んでいる

レイド向けで言えばこのような感じですね。「4層」というページを開いたら予習や興味として専ら閲覧されるであろうコンテンツがまとまっている、このページの情報を一通り見れば4層の向けの学習は完了するだろう。このように情報を集約するものです。

また、ひかぽの独自コンテンツとして動画製作者の方によるコラボレーション企画も展開する予定になっております。少し前から動画製作者さんによるコラボ企画が展開されていましたが、あれはこの布石でした。私自身が忙しくて企画も参加も手が回らないというのが現状ではありますが💦

先々ではハウジングやスクリーンショット愛好家向けの投稿、紹介コンテンツなど、レイド以外にも幅広くコンテンツを展開しようと考えております。(誰か手伝って😂

ショートムービー

おいたん⚙ (@oitan1030) | Twitter がショートムービーを作ってくれたよ❗

youtu.be

おいたん。らゔ💗

おいたんのYouTubeチャンネルは こちら から

ひかぽへの想い

ファンフェスで再確認したのですが、私がひかぽに込める想いというのはこういうものです。

レイド=修羅の世界ではなく、レイドに挑戦したい人、私のようにもはやゲームにあまり時間が避けない人、それでも普通の生活を送りながらレイドもやりたい。そういったプレイヤーへの一助となることがこのサイトの意義であると考えております。

想いは高く、行動は強く

ふんわりした理念であってもその実現はハードコアです😊

一人二人でやりきれるものじゃない → では組織を作ろう
組織ならば品格ある運営でなければならない → 規約を作り健全な団体としての運営形態を作る
小さな組織ではシェアが読めない → 組織の拡大により「強者1」へ

ひかぽ運営委員会という運営任意団体を中核として、より多くの人に運営、企画に参加頂くような計画にしています。なぜか?

「とんつう貸し切りでパーティがしたいから🍶」

まあ、そういうことです。いやシャレじゃないのよ。

FFXIVというオンラインゲームが与えたユーザコミュニティの形成という影響は計り知れないと感じています。日本におけるレイド、VCの一般化、そこからオンラインとリアルの境目のないプレイヤー同士のつながり。動画や配信、解説サイトなどのユーザコンテンツの発展。

この発展のさらに先が、ユーザ同士のさらなるコラボレーション、我々が作ったような任意団体(サークル)の形成や複数人の力による規模の大きなユーザコンテンツであると考えています。いつかはそうなる。だったら私達がやる。その結果として、とんつうで貸し切りパーティの開催2になるわけですね。

応援してね ❗

プロジェクトはまだまだヒヨコさんです。どうなるか確定したものはないです。
「面白そうだな?」
と少しでも思っていただけたならば、気長に応援して頂けると幸いです。


  1. ランチェスター戦略における「強者」。個による局地戦、ゲリラ戦による勝利よりも組織、物量による総力戦の勝利のほうが組み立てやすい。

  2. コロナ禍の情勢に配慮するのが前提であるのは言うまでもない。コロナの脅威を退けたときの願い。

FFXIV向けACTおよび補助輪の公式導入手順

はじめに

このページは、補助輪(Hojoring)の開発者である anoyetta 本人による FFXIV向け ACT(Advanced Combat Tracker)の公式導入手順を案内しています。

github.com

トラブルシューティングで最も多いのは「セットアップミス」です。「手順通りにやったが起動しない」という場合は、手順通りにやったつもりになっているだけで実際には違う手順を行っているケースがほとんどです。このページで紹介している手順を「一行ずつチェックしながら」確実に実施しましょう。手順を守ればACTは確実に動作します。

それでは順番に解説していきましょう。

1. 前提条件を整える作業

インストール作業に必要となるソフトウェアやランタイム*1のインストールを行います。

下記のソフトウェアをダウンロードしてインストールします。

  • 7-zip
    アーカイバ(圧縮・解凍ソフト)です。必ずしもこれでなくてもよいのですがこれがベストだと思います。「私は別のものを使っている」という人でも違いが分からないならば 7-zip に乗り換えたらいいと思います。
    少なくともこのインストール作業を行ってもうまく動作させられないという問合せをするならば必ずこれを使用して作業を行った上で問合せてください。
    以後、解凍する作業が発生した場合は必ず 7-zip を使用すること。

  • .NET Framework 4.8
    前述のいわゆる「ランタイム」です。C# などの .NET Framework で作られたソフトウェアを動作させるために必要なものです。OSにも標準で入っていますがバージョンが古い可能性があるので予め最新版をインストールしておきます。
    なんだかんだでACT以外にも .NET Framework で作られたソフトウェアは多いです。よって本件に限らずOSをインストールしたら最初に入れておけばいいと思います。

  • Visual Studio 2017 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ
    C言語で作られたソフトウェアを動作させるためのランタイムです。TTSYukkuriの処理の一部で使用しているためインストールします。

これらのインストールが完了したら念のため再起動します。

2. ACT本体のインストール作業

2.1. ACT本体の導入

  1. ダウンロードしてくる
    Advanced Combat Tracker -- Downloads
    f:id:anoyetta:20210527120515j:plain
    必ずZIP版をダウンロードしましょう。

  2. 解凍して任意のディレクトリに配置する
    解凍したACT本体一式を任意のディレクトリに配置します。自分が管理しやすい好きな場所に配置して構いませんが、セットアップ完了後は場所を変えられなくなる ので注意してください。
    ただし、インストーラ版と同じになるようにと Program Files 配下に配置してはいけません。Program Files の配下はユーザが直接管理するディレクトリではありません。専らインストーラ、アンインストーラによって管理されるディレクトリです。OSとしてもそれらを前提としているため操作には特殊な権限が必要になります。手動で Program Files 配下に書き込むのも大変ですし、無理やり配置しても不具合の元になります。
    Dドライブがあればこんな感じに配置するのがよいかと思います。
    例)
    D:\app\ACTv3

    • Dドライブにユーザ管理用のアプリケーションフォルダ app を作る
    • app 配下に ACTv3 というフォルダを作ってACT一式を配置する  
       
  3. 管理者権限で起動するように設定する
    Advanced Combat Tracker.exe を右クリックしてプロパティを開き、管理者権限で実行するようにチェックを入れる。チェックを入れたらOKをクリックする。
    f:id:anoyetta:20210527120551j:plain:w400

  4. デスクトップにショートカットを作成する
    ショートカットなので何処に作ってもいいです。

2.2. ファイアーウォールの設定

  1. Windows ファイアーウォールによるアプリケーションの許可を開く
    f:id:anoyetta:20210527120519j:plain:w600

  2. 設定の変更 をクリックする
    f:id:anoyetta:20210527120524j:plain

  3. 別のアプリの許可 をクリックする
    f:id:anoyetta:20210527120528j:plain

  4. 参照 をクリックして先程配置したACT本体(Advanced Combat Tracker.exe)を選び、追加する
    f:id:anoyetta:20210527120532j:plain:w400

  5. プライベートとパブリックの両方にチェックを入れる
    f:id:anoyetta:20210527120536j:plain

  6. OK をクリックして終了する

  7. PCを再起動する
    PCのネットワーク設定が適切な場合はプライベートだけで良いですが、それがわからない人は両方チェックしてください。セキュリティ的に弱くはなりますが実害が出ることはないでしょう。

2.3. FFXIV_ACT_Plugin の導入

  1. ダウンロードする
    Releases · ravahn/FFXIV_ACT_Plugin · GitHub
    f:id:anoyetta:20210527120541j:plain

  2. 解凍して配置する
    ACTv3\plugin
    という階層でディレクトリを作って配置します。
    f:id:anoyetta:20210527120939j:plain

3. 補助輪の導入

いよいよ補助輪本体を導入します。

3.1 ダウンロードする

Releases · anoyetta/ACT.Hojoring · GitHub
f:id:anoyetta:20210527120556j:plain

3.2 解凍して配置する

ACTv3\plugin\Hojoring
という階層でディレクトリを作って配置します。
ACTv3\plugin を各種プラグインを格納するためのディレクトリとする。
ACTv3\plugin\Hojoring はその配下の補助輪用ディレクトリという意味になります。
最終的にこのような配置になっていればよい。
f:id:anoyetta:20210527120943j:plain
以後、手動でアップデートする場合はこの Hojoring ディレクトリを丸ごと上書きするだけで良い。
ちなみに必ずしもこのようなディレクトリ構成でなければならないというわけではありません。ACTのインストールディレクトリ配下にまとめておいたほうが分かりやすいだろうということで一例を紹介しています。

3.3 ACTを起動する

3.4 ウィザードを閉じる

セットアップウィザードが立ち上がるが Close をクリックする。ウィザードは使いません。
f:id:anoyetta:20210527120605j:plain

3.5. プラグインを追加する

[Plugins] → [Browse] → 追加するプラグインを選択する → [開く] → [Add/Enable Plugin] と操作してプラグインを追加する。

1) FFXIV_ACT_Plugin の追加

f:id:anoyetta:20210527120611j:plain

2) 補助輪系プラグインの追加

f:id:anoyetta:20210527120615j:plain
以下の3つを追加する

  • ACT.TTSYukkuri.dll
  • ACT.SpecialSpecllTimer.dll
  • ACT.UltraScouter.dll

このような状態になればプラグインの追加は完了です。
f:id:anoyetta:20210527120621j:plain

3.6 完了

ここまでの作業でインストール作業は完了です。
作業に不備がなければACT本体、FFXIV_ACT_Plugin、補助輪3種が正常に動作するはずです。
この後の作業は実用向けの初期設定になります。

4. 初期設定

4.1 ACT本体の初期設定

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f:id:anoyetta:20210527120700j:plain

  • Custom Trigger ~ threads
    カスタムトリガーの判定に使用する追加スレッド数。スペスペを使うため0でよい。変えても変えてなくても大した影響はない。
  • Number of secounds ~ encounter
    新しいエンカウントとして分離するための最後の戦闘からの経過秒数。90秒など適度に長くしておく。この時間が短い場合、戦闘中の長い演出などで集計が区切られてしまう。

4.2 FFXIV_ACT_Plugin の初期設定

f:id:anoyetta:20211214125702p:plain

  • Language
    「日本語」にします。

  • Parse Fileter
    「Party」にします。

  • Output Log File Location
    デフォルトの場所から変えておきます。ここで指定した場所に解析されたネットワークデータが保存されます。かなりのデータ量になりますので容量的に余裕のあるストレージを指定しておくと良いでしょう。なお書き込みのパフォーマンスは分析のパフォーマンスにはほとんど影響を与えないため、USBの外付けHDDでも何ら問題ありません。

4.3 TTSYukkuri の初期設定

f:id:anoyetta:20210527120710j:plain

  • メイン再生デバイス
    TTSなどを再生する再生デバイスを選択しておく。
    PCに複数の再生デバイスが接続されているときは、自分が再生したいデバイスが必ずしも初期設定になっているわけではありません。自分が再生させたいデバイスを確認しておくこと。設定後はテストをクリックして「本日は晴天なり」が再生されることを確認しておく。

4.4 FFXIV側の設定

判定の対象としない、かつ見ないログはOFFにしましょう。
ダメージ、回復系のログは出力行数も多いため特殊な事情がない限りOFFにしましょう。

f:id:anoyetta:20210527121746j:plain
f:id:anoyetta:20210527121751j:plain
f:id:anoyetta:20210527121756j:plain
f:id:anoyetta:20210527121800j:plain
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f:id:anoyetta:20210527121810j:plain
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5. (オプション)OverlayPlugin の導入

ngld / OverlayPlugin
DPSなどを表示するためにオーバーレイプラグインを導入します。必須ではありませんが、DPSの表示、確認は必要となるでしょうから合わせて導入しておいたほうがよいでしょう。必ず上記の ngld 版 を使用しましょう。

5.1 ダウンロードする

Releases · ngld/OverlayPlugin · GitHub
f:id:anoyetta:20210527121820j:plain

5.2 解凍して配置する

ACTv3\plugin\OverlayPlugin
という階層でディレクトリを作って配置します。
f:id:anoyetta:20210527121824j:plain

5.3 プラグインを追加する

OverlayPlugin.dll をプラグインとして追加します。
f:id:anoyetta:20210527121830j:plain

5.4 オーバーレイを追加する

1) [OverlayPlugin.dll] タブを選択する
2) [追加] ボタンをクリックする
f:id:anoyetta:20210527121835j:plain

5.5 オーバーレイの種類を選択する

f:id:anoyetta:20210527121840j:plain

  • 名前
    「DPS」とでも入力しておきましょう。動作に影響はありませんので任意の名前を入力しましょう。

  • プリセット
    オーバーレイの種類を選択します。

オーバーレイの種類の紹介

Kagerou

最もポピュラーかつスタンダードなDPSオーバーレイ
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MopiMopi

ランキングの入れ替えなどにアニメーションが使用されているリッチなオーバーレイ
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Ember

FFXIVのUIにマッチさせたシンプルなオーバーレイ
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Horizoverlay

パーティメンバーを水平方向に表示するオーバーレイ。私も使っています。ゲームの上部にコンパクトに表示することが出来ます。リアルタイムに確認出来る情報は限られています。よってこのくらいの情報量が丁度いいと考えています。
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ikegami

Horizoverlay と同様の水平方向に表示するオーバーレイです。kagerou を提供している hibiyasleep さんによる新しいレイアウトです。Horizoverlay とどちらを使用するかは好みで選んでよいかと思います。 f:id:anoyetta:20210527121902j:plain

こちらも読みましょう

*1:ソフトウェアを動作させるための基本となるソフト。例えばC#で作られたソフトウェアは .NET Framework がインストールされていないと動かない

希望の園エデン零式:再生編 のスペスペたいむ

f:id:anoyetta:20210527121152j:plain

希望の園エデン零式:再生編のスペスペたいむ定義ファイルです。
全層アップする予定です。ただし私はゆっくりペースで攻略していますので1週目、2週目に全層揃うことはありません。

1層 VS暗闇の雲

2層 VS混沌の獣

3層 VSおじいちゃん

4層 VSなんか自然っぽいやつ

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