最新のACTではPCの時計の正確さが動作に求められるようになりました。そこでWindows の時計をより正確にする方法をご紹介いたします。
概要
6.0 の FFXIV_ACT_Plugin ではログのタイムスタンプの扱い方が変わったため、サーバとクライアントの時刻の同期性がある程度正確に求められるようになりました。秒単位でずれているとDPS計測などに支障をきたす恐れがあります。
Windows の時計は自動的に補正されるようにはなっています。しかし、その設定はやや甘いため、より正確に標準時刻と同期させる方法をご紹介いたします。
目次
手順
NTPサーバの変更
インターネット上にはNTPサーバと呼ばれる標準時刻を通知するサーバ公開されています。Windows の標準で提供されているサーバよりも独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が公開しているNTPサーバのほうが日本国内では正確です。日本標準時に直結しているからですね。
というわけで、時刻の同期先をNICTに変更します。
1. 日付と時刻を開く
ファイル名を指定して実行を開いて下記のコマンドを入力して実行します。
timedate.cpl
2. インターネット時刻の変更を開く
[インターネット時刻] タブの [設定の変更] をクリックします。
3. NTPサーバを変更する
[サーバ] を下記のサーバに変更します。変更したら、順次OKを押して日付と時刻を終了します。
ntp.nict.jp
同期間隔を短くする
NICTのNTPサーバと同期するようになりましたが、Windowsのデフォルトで設定されている同期間隔は1週間となっています。PCの内蔵時計はもともと正確ではないため、1週間の同期間隔では数秒単位のズレが生じてしまいます。
よって、同期間隔を6時間に設定します。
1. レジストリファイルをダウンロードする
下記のリンク先からレジストリファイルをダウンロードします。
2. ダウンロードしたレジストリファイルを実行する
ダブルクリックするだけです。
まとめ
これであなたのPCはサーバ並みに正確な時刻を刻むことでしょう。この辺の設定は定番でして、Windows に時刻同期機能が搭載される前から専用のソフトウェアを使ってNICTと同期させていた人も多いでしょう。