anoyetta の開発記録

主にFFXIVとかACTとか。開発に関することやたまに趣味のことも書くかもしれない。

日本人が知らない海外のFFXIV向けツール

日本のコミュニティではあまり知られていない FFXIV 向けツールを紹介します。

秘密のツールというわけではなくどれも普通に公開されているものです。探せば誰でも見つけられます。しかしあまり探したりする人もいないようで日本では半年以上遅れて話題になったりしますね。

PaisleyPark や ZoomHack、TexTool なども最近になって賑わっているようですが1年以上前から存在していました。ツールの是非を議論すること自体がバカバカしいというのもさることながら、私からすると何を今更、旬の過ぎた話をしているのかという感じです。

さて、そんなことよりも知られていないならば紹介しましょうということです。

Kapture

github.com

比較的最近に公開された ACT のプラグインです。
ドロップ品やそのロット、拾得者をログに記録したり、Discord に通知したりすることができるプラグインです。これを活用してレイドの周回時のロット分配の管理を自動化できる可能性があります。

Gobchat

github.com

チャットを表示する独立したアプリケーションです。
FFXIV のチャットウィンドウは FFXIV のウィンドウから外に出すことが出来ません。しかしチャットをそこまでリアルタイムに見る必要もありません。例えば、セカンドモニタに移動できれば FFXIV のゲーム画面を広く使うことができるでしょう。

私の作成した RINGS も同じようなツールです。ただチャットを見たいだけならばこの Gobchat のほうが簡単でしょう。

FFXIV Teamcraft

ffxivteamcraft.com

Webサイトです。
私はクラフターを全くやらないのでよくわかりません。レシピなどを共有できる感じでしょうか。クラフターをやる場合は抜群に便利なようです。

Sapphire

github.com

FFXIV のサーバエミュレータです。
サーバエミュレータとはなんだ?というと、Chocobo などのスクエニが提供しているゲームサーバを自分で立てることができるというものです。当然サーバを立てるわけですからそれなりの知識が必要になります。実はこのプロジェクトの歴史は長く、私が補助輪関係を作り始めたときにはすでに存在していたように思います。
サーバエミュレータの開発は非常に難しいため今も開発中です。といいますか、ものすごく活発なプロジェクトです。サーバエミュレータを作るということは FFXIV のパケットをすべて解析するということに等しいです。したがって皆さんおなじみの FFXIV_ACT_Plugin を開発している Ravahn さんもパケット解析部分については Sapphire チームの支援を受けています。

「FFXIVのパケット関係で困ったら Sapphire チームに聞け」

という感じです。FFXIV の解析関係においては最も高度な情報を持っているチームだと言えるでしょう。

ちなみにプロモーション用の YouTube チャンネルがあります。何点かビデオがアップされていますがその中の最新のものを紹介いたします。
www.youtube.com
デバッグコマンドで天気や時間を変えたり、最後の方ではおなじみ Kill コマンドで NPC を殺したりしています。いかにもエミュレータサーバという感じで面白いです。

注意

すべてはあくまでもエミュレータサーバ上でのことです。実際のゲームサーバでデバッグコマンドが使えることはありません。エミュレータサーバであること、それがどういうことがわかる人向けの話です。実際のゲームサーバと混同して無意味な議論を発生させたり、開発者に迷惑をかけるようなことは決してしないでください。

ffxivmon

github.com

Sapphire チームが提供しているパケット解析ツールです。
エミュレータサーバはあくまでも浪漫だと思いますが、こちらは使いようによっては新たな情報を入手できる可能性があります。現在 FFXIV_ACT_Plugin では拾っていない有益なパケット情報を見つけ出してそれを活用するツールを作るきっかけになるかもしれません。
完全に意味を理解するにはかなりの IT リテラシーが必要になります。しかしなんとなく眺めているだけでも FFXIV の処理の流れや通信の仕組みがわかるのでプレイの助けとなるかもしれません。

まとめ

如何でしたか?
有名なものや Hot なもの、あまり他では扱われていないものを紹介してみました。
海外のレイドチームが新しいツールを使っていて「卑怯なり~」というのではなく、自分から情報を収集、共有して同じ場所に立ってほしいと思います。誰かの足を引っ張ってもトップにはなれないし、自分の位置が相対的に上がることもない。
公開されているものばかりですからアンテナを広げて新しいものとの出会いを楽しんでほしいと思います。

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