anoyetta の開発記録

主にFFXIVとかACTとか。開発に関することやたまに趣味のことも書くかもしれない。

万年筆のはなし

FFXIVもPCもソフトウェアも関係ない記事です。
ただ書きたかっただけ。

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私、万年筆使ってます

長年の万年筆愛好家です。使い始めて20年くらいでしょうか。
今ではボールペンを使わないといけない状況になるとストレスを感じます。

万年筆のいいところ

  • かすれない
    ボールペンだと書き出しで若干かすれることがあります。ボールペンだけ使っているとその感覚になれてしまうのでなんとも思わなくなるのですが、万年筆からボールペンに持ち替えると非常に気になります。
    万年筆だと書き出しからすーっと書けます。

  • 筆圧がいらない
    万年筆も色々と種類がありますが原則的にボールペンより軽い筆圧で書けます。
    手書きを大量にする際には万年筆が欠かせません。ボールペンだと疲れてしまいます。

  • ペンがおしゃれ
    ええ、おしゃれです。
    ペン先然り、ペン軸然り、万年筆であるだけで高級感があっておしゃれです。ホテルのフロントでサインする際などすっと万年筆を取り出しましょう。

  • インクがおしゃれ
    インクの種類も多彩です。
    色々な色がありますし、同系統のインクでもニュアンスの違いによる種類があります。基本的にどのインクも「味のある発色」を狙って作られているためボールペンで書いた文字より高級感が出ます。

そんなこんなで私は万年筆を愛用しています。

私の万年筆

私の愛用品の一部をご紹介します。

パイロット コクーン 細字 (F)


主力です。
いわゆるエントリーモデルですがそれが丁度いいので普段遣いはコレです。
・ シンプルなデザイン
・ キャップがネジ式ではないのでさっと使える
・ 細いのでどこにでも書きやすい
と可もなく不可もなくまさしくスタンダードにふさわしい万年筆かと思います。

太さは細字 (F) がいいと思います。
日本メーカーの万年筆は文字が細いのが特徴です。逆に太くてもいいならば海外メーカーの万年筆を使ったらいいと思います。正直海外メーカーのほうがデザインはおしゃれですので。
しかし日本メーカーの細字がどうしても必要になるのです。やはりハガキなどの小さな文字を書かなければならない場面では日本メーカー製の細字でないと書けません。

最初の一本としておすすめです。

LAMMY サファリ EF (極細字)


サブです。
ポップでシンプルなデザインは流石の海外製といったところです。デザイン的には私も気に入っており数本保有しています。
ペン先は「EF(極細字)」となっていますが、極細の定義を疑いたくなります。太いです。前に紹介したコクーンのFよりも圧倒的に太いです。使えないほどではありませんが、小さい字は書きづらいですね。その分、インクフロー(インクの出方)はいいので書き味は良いです。
ネガティブなレビューのように見えますがこいつもベストセラーであり、ちゃんと主力として使えます。要するに好みの問題です。

デザインが気に入ったなら買い。

パイロット プレラ カリグラフィー

パイロット 万年筆 プレラ 色彩逢い 透明ピンク カリグラフィ FPRN-350R-TP-CM

パイロット 万年筆 プレラ 色彩逢い 透明ピンク カリグラフィ FPRN-350R-TP-CM


お遊び用です。CMという種類のカリグラフィー用のペン先がついています。
ペン先が平べったいので縦の線は太く、横の線は細くという変則的な文字を書くことが出来ます。文字を書くのが楽しくなります。

このプレラというモデルは前述のコクーンと同クラスのエントリーモデルの万年筆になります。
したがって、CMではなく通常のEFなどのペン先を選べば主力として使うことも出来ます。コクーンがいいか、プレラがいいかはデザインの違いだけだと思っていいです。ペン先は完全に互換していますので。

カリグラフィーは楽しい。
コクーンよりこっちのほうが好みならばEFを選んで買い。

ナミキ ファルコン


ザ・万年筆です。本格モデル。
やたらとカッコいい名前がついていますがパイロット製です。パイロットの海外向けブランド名がナミキなんです。
しかしパイロットは世界に誇る日本の文具メーカーです。こと万年筆においては日本メーカーお得意の分厚いサポートによって絶大な信頼を得ています。そのフラッグシップモデルがこちら。

14金の柔らかなペン先から自在なコントロールを得られます。
この動画を一度はみたことがあるのではないでしょうか?
www.youtube.com
ちなみにこの動画のペン先は特殊仕様だそうです。実際にこんな書き方をしたら壊れます。
でもこれに近いような味のある文字が書けます。前述のプレラとはまた違います。より自然な感じの緩急のある文字が書けると言うべきでしょうか。

でも普段はまったく使いません。

私のインク

ええ、インクにも拘るようになるんです…。

私はブルーブラックしか使いません。万年筆といえばブルーブラックです。
青ではなく黒よりの青ということになります。ナミキ ファルコンの動画でも使われていた青っぽい黒のインク色になります。最も伝統的な万年筆のインク色です。万年筆による文字といえば、大抵の人はこのインク色をイメージするのではないでしょうか。

セーラー 蒼墨

セーラー万年筆 万年筆 顔料ボトルインク 蒼墨 50ml 13-2002-244

セーラー万年筆 万年筆 顔料ボトルインク 蒼墨 50ml 13-2002-244


主力です。新製品です。
セーラーが出している顔料インクのブルーブラックです。
顔料インクとは簡単に言えば水に強い消えにくいインクです。万年筆のインクのほとんどは染料インクです。染料は水に弱いため万年筆で書かれた文字は水に濡れると滲み、消そうと思えば簡単に消せてしまいます。それに対して(この)顔料インクは水に強いためほぼ消えません。

実用品としては顔料インクがベストです。
セーラーは以前から顔料インクの青墨というブルーブラックを出していたのですが、私からすると「青すぎる」という評価でした。もうちょっと黒っぽければなーと思っていたところ、昨年発売されたのがこの蒼墨でした。早速2ボトル購入というわけです。
また顔料インクはインクフローが良いため染料インクよりもやや書きやすいです。もはやなんの不満もない。

消えないブルーブラックで大満足

ペリカン ブルーブラック

ペリカン ボトルインク ブルーブラック 4001/76 正規輸入品

ペリカン ボトルインク ブルーブラック 4001/76 正規輸入品


定番です。
定番中の定番。世界的万年筆メーカーのペリカンが出しているブルーブラックです。お値段もお手頃というわけでベストセラーとなっています。
蒼墨が発売されるまでは私も愛用していました。落ち着いた色味でどんな場面でも使うことが出来ます。

古典インクです。
万年筆のインクの伝統的なものは没食子インク(もっしょくしインク)という鉄イオンの含まれるインクになります。これを古典インクとも呼ぶのですが、この種類のインクは「書いた後に次第に色が変わっていく」という特徴を持っています。これがとても味わい深い。
かつては色々なメーカーから没食子インクが出ていましたが、今や没食子インクはペリカンのこれしかありません。どうしても古典インクが使いたいという人はこれを買い続けましょう。

ちなみに没食子インクは化学反応によって紙に定着するため耐水性が高いとされています。しかしこのインクは「ぶっちゃけそんなに強くない」です。耐水性がほしいならば素直に顔料インクを買いましょう。この辺が没食子インクが廃れた一つの要因でしょう。

古典ブルー万歳

パイロット iroshizuku ツキヨ

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-TY ツキヨ

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-TY ツキヨ


定番のパイロットさんです。染料インクです。これは特にめちゃくちゃ水に弱い。
ですが、パイロットが拘った発色は抜群です。月夜のテーマをそのままに感じさせる非常に味わい深い発色をしてくれます。いや、さすが。
そしてボトルもとてもオシャンティ。机の上のインテリアとしてもバッチリです(笑

私もナミキ ファルコンを引っ張り出してくるときはこのインクをセットします。
でもセーラーの蒼墨も出ちゃったことだし、それ以外の場面で色雫さんを使う場面はもうないかな~。

抜群の発色。抜群のオシャレさ

まとめ

如何でしたか?
普段はキーボードばかりを叩いているからこそ、逆に手書きを大切にしています。
万年筆で文字を書くとわりと丁寧に文字を書くようになります。手書きが楽しくなりますので皆さまも一度使ってみては如何でしょうか?

それではエオルゼアでお会いしましょう。